TOHOKU GROWTH Acceleratorレクチャーがスタート!
こんにちは、MAKOTOインターンの東北大学3年佐藤桃子(ももケー)です!
今回から、MAKOTOが仙台市と共に企画・運営するアクセラレータープログラム、TOHOKU GROWTH Acceleratorの学生スタッフとしての目線で、当プログラムの内容をお伝えしていきます!
■TOHOKU GROWTH Acceleratorとは
東北のロールモデルとなる企業の創出およびエコシステムの構築を目的とし、事業を急成長させていくスタートアップ、新規事業に挑戦する中小企業の成長を支援するプログラムです。
2019年2月に行われるDemo Dayでの発表に向けて、採択事業者に対してメンターや専門アドバイザーによるレクチャー、メンタリングを実施していきます。
レクチャー第1回(10月14日)
初回は「VCからの資金調達」と「Slack特別レクチャー」の豪華2本立て!
レクチャー開始前には、採択起業家や次世代育成コースの若き起業家たちによる自己紹介と意気込み披露も行われ、会場が一気に熱くなりました。
MAKOTOの下里によるレクチャー「VCからの資金調達」
「VCが何者で、何を考えているのか」というテーマで一貫してレクチャーが行われました。VCとしての事業を行い、今回の採択企業についても、投資先候補としても検討しているため、お互いの視線は本気そのものです。
そもそもVC(ベンチャーキャピタル)は、短期間でIPOやM&A(EXIT)を狙えるくらい成長可能性のある未上場企業に株式投資し、キャピタルゲインを得るビジネスモデルをとっています。期限内にEXITまでたどり着ける企業は一握りですので、VCとの交渉は基本ハードなもの。
レクチャー内ではVCメソッドのvaluation、資本政策作成のポイント、優先株式やJ-KISSに関する知識などが次々と紹介され、知っているとVCとの交渉に有効に働くような情報が満載でした!
複雑なベンチャーファイナンスの知識も絡み、難易度は決して易しいものではありませんでしたが、積極的に質問する受講者もいました。
Slack Japanの藤原茂晴氏による「Slack特別レクチャー」
続いて第二部では、TGAの専門メンターであるSlack Japanの藤原茂晴氏による「Slack特別レクチャー」!
Slackとは世界中の様々な企業や団体で使用されているチャットをベースとしたコラボレーションツールで、TGAのオンラインでのコミュニケーションもSlackを活用しています。
今回はSlackの基本的な使い方を中心にレクチャーしていただきました。
実際に使いながらSlackでのコミュニケーションに慣れていこうということで、藤原氏がSlack上で投げかけた質問に返信する形で回答したり、どれだけSlackを使いこなせるかチャレンジするスピードクイズも行われました!
普段からSlackを使う参加者も学びの多いコンテンツを提供していただくことになり、盛り上がりを見せました。
正解者にはSlack特製グッズのプレゼントが!
Slackでのコミュニケーションによって受講者同士の距離が縮まったところで、第一回レクチャーは幕を下ろしました。
TOHOKU GROWTH Acceleratorの今後
TOHOKU GROWTH Acceleratorは、2018年10月から12月にかけてのレクチャー期間と2019年2月までの継続的なメンタリングを行うことで、採択企業全6社の事業の成長をサポートしていきます。
2019年2月24日には仙台でDemo Dayを開催し、全国から集まる起業家、大企業、ベンチャーキャピタル、メディア、支援者などの前で採択起業家自らのビジョンやビジネスプランを発表していただきます。
このプログラムから東北のロールモデルとなる大きな事業を輩出し、東北から日本、そして世界を変えるような起業家、中小企業を持続的に生み出すエコシステムを創出すべく、起業家と共に伴走していきます!
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佐藤桃子(ももケー)
東北大学経済学部に在籍。
2018年2月、MAKOTOにインターンとしてJoin。
地方創生、TOHOKU GROWTH Accelerator、メディア作りなど幅広い業務に従事。
大学では国際協力サークルを立ち上げたり、学部内で最もブラックなゼミで研究に没頭したりした。
趣味は海外旅行とドライブと言いたいところだが、免許は持っていない。